穿ったちゃどうのススメ
男の声の裏返りって、正直気持ち悪いと思うことが多いんですけど、黒澤さんのそれは、なんかエロくて好き。
さて、先日お茶会がありました。
兄弟子の晴れ舞台だったので、俺も着物で。
彼女に誕生日に買ってもらった一張羅ですもちろん正絹
もちろん自分で着付けます。
茶道。
東京オリンピックの「オモテナシ」ブームに便乗し、雑誌でもよく取り上げられていたのは記憶に新しいですね。
しかし、「茶道をしています」というと(なぜ今時茶道、、、?)と怪訝な顔をされることが多いです。
けれど、日常でも、茶道をやっててよかったと思う場面に多々遭遇します。
☆デートで。
フレンチにはいろいろとマナーがあります。
着席のタイミング、ナプキンを広げるタイミング、カトラリーの使用順、フィッシュスプーンの使い方、魚肉の食い方豆の食い方会計のしかた等々、、、
割烹も然り。
そこそこの金を取るお店だと、お料理の出てくる順番が決まっており、それなりの頂き方があります。
まず、店に入ると自分の席に酒杯(お神酒を飲むときに使うような平べったいさかずき)が伏せられた状態で置かれています。
着席すると、お酒を持った女将さんに「どうぞ酒杯をお取りください」と言われます。この時、杯を表に返すのですが、横方向にひっくり返すのでしょうか?縦方向にひっくり返すのでしょうか?
茶道をしていたら迷いません。
椀物の蓋の開け方、お箸の取り上げ方、焼き魚の食べ方、水菓子・お薄の頂き方、振り出しに入った金平糖の頂き方等々
茶道をしていたら迷いません。
フレンチなどと比べると、割烹の客の年齢層は若干高めなのですが、それでも横目で見ると、そういった心得のない人が結構多い。
カウンターの大将と女将には見られています。
そんなところで、難なく、そして美味しくお料理をいただきながら会話を楽しむことができます。
彼女に「これどうやって食べるん?」て聞かれても教えてあげられるしね(*´艸`*)
☆学校で。
研究室に急な来客がありました。
普段、お客さんには教授の秘書がお茶出しするのですが、その日は運悪く休みで俺しかいませんでした。
お茶の汲み方、茶托の木目の向きなど、軽く気をつけないといけないことがあるのですが、茶道してたらよゆーです。
教授にも褒められちゃった☆
☆冠婚葬祭
お葬式の香典、結婚式のお祝儀などのお金のマナー、水引の選び方、封筒へのお金の入れ方、袱紗への包み方など、本やインターネットで調べなくても自然にできるようになります。
人より一歩抜きん出ようと思う人にこそ、オススメです。
もちろん、俺みたいに、純粋に茶道の道を極めたい!という人にも是非始めてもらいたい。←