独りで生きるという事
今週、医師国家試験がありました。
医師国家試験は多肢選択式500問で3日間あります。
受けたその日に自分の合否がなんとなくわかるようになっていて、なんとも便利な時代。
さて、4月から社会人ということもあり、
このところよく自分の未来について考えます。
特に自分の死に際について。
同級生が死に、また実習で何人ものガン患者を診てきたせいかもしれません。
俺は子供を持たないと決めているので
きっと独りで死んでいきます。
この2、30年で祖父母が死に、両親が死に
そして、彼女が死ぬ。
大切な人が1人、また1人と死んでいき、
最後に俺だけが残され、独りで病と戦い、
誰に看取られることもなく、独りで死んでいくのでしょう。
と、こんなことを発作的に考えてしまい、怖くて仕方なくなることがあります。
死はどんな人にでも平等にやってきます。
俺の患者さん、じーちゃん、ばーちゃん、友よ
死ぬ瞬間ってどんな感じやった?