思い出すのはいい思い出ばかり
LEE MORGAN, I Remember Clifford (Benny Golson ...
卒業式も終わり、仲良くしてもらってた友達、先輩、後輩と飲んだくれています。
惜別の意を込めて。
「このカス」「この大学ほんま終わってる」「こんなクラブすぐ辞めたる」
そんなことばっか思ってた6年間のはずなのに
残っているのは良い思い出ばかりです。
1年生の時、尊敬していた先輩の卒業曲
I Remember Clifford
バーにて
バーが好きでよく行きます。
静か&ウイスキー(ボトラーズもの)が豊富な所、となると必然的にオーセンティックなバーになります。
用途は大きく分けて2つ
①バーテンダーと話がしたい時
ウイスキーについて勉強したい時、グチを聞いて欲しい時など
そんなときは顔見知りのバーテンダーの居るお店に行きます。
平日の開店すぐor深夜 が客も少なくて狙い目。
②放っておいてほしい時
もくもくと酒が飲みたい時、考え事がしたい時など
そんなときは逆にホテルのバーなどの人が多いところに、週末のゴールデンタイムに行きます。
最近はもっぱら②
今日はクメールルージュについて考えておりました。
なぜか?
となりのお客さんが酔って彼女にクメールルージュについて熱弁してたから笑
彼女ドン引きしてたぞーw
でも、確かに俺も
世界史全般ムズいし興味もないけど
あの時代のカンボジアだけは、とても興味深いです。
そして、なぜか最近この曲が脳内へビーローテーション
彼女の歌声は素晴らしい。
彼女もポル・ポト政権下大量虐殺の被害者の1人です。
MR: Shave Your Beard - Ros Sereysothea - YouTube
独りで生きるという事
今週、医師国家試験がありました。
医師国家試験は多肢選択式500問で3日間あります。
受けたその日に自分の合否がなんとなくわかるようになっていて、なんとも便利な時代。
さて、4月から社会人ということもあり、
このところよく自分の未来について考えます。
特に自分の死に際について。
同級生が死に、また実習で何人ものガン患者を診てきたせいかもしれません。
俺は子供を持たないと決めているので
きっと独りで死んでいきます。
この2、30年で祖父母が死に、両親が死に
そして、彼女が死ぬ。
大切な人が1人、また1人と死んでいき、
最後に俺だけが残され、独りで病と戦い、
誰に看取られることもなく、独りで死んでいくのでしょう。
と、こんなことを発作的に考えてしまい、怖くて仕方なくなることがあります。
死はどんな人にでも平等にやってきます。
俺の患者さん、じーちゃん、ばーちゃん、友よ
死ぬ瞬間ってどんな感じやった?
私はラテよりカプチーノが好き。大好きなカフェのグチ。
Kenichiro Nishihara - Beautiful Things Remix (ft ...
俺はコーヒーが大好きでよく飲みます。
カフェはいろいろあるけれど、チェーンでは某人魚さんマークのカフェを好んで良く利用します。
数年程アルバイトもしていました。
アルバイトをすると、その店の裏側がわかってしまって大体は大嫌いになるのですが、
このカフェは、働いてみて、ますます好きになりました。
しかし、しかしですよ
最近嫌いになりつつあります。
ここ数年、店舗拡大しすぎじゃね?
そしてますます客多なってね?
そのせいか、スタッフの質落ちてね?
今までどのスタッフも、客の目をきちんと見て接客していたけど
最近、目を合わせないスタッフが多い気がします。
特にバー。(←ドリンクを作って客に渡すところ)
スタッフ「おまたせしました○○です。ありがとうございます!」
俺「ありが…」←ここで忙しそうに次のドリンクを作り始める。
元気がいいのは声だけ。コトバも形骸化。
細かいですかね?
でもほんの1、2年前まではこんなことほとんど無かった。
でもここ1、2年でこのクソ接客を経験することが本当に増えた。
そして、ドリンクの質。
俺はカプチーノが大好き。
それもミルクフォーム(ミルクを蒸気で泡立てた時できる細かい泡。感覚的には生ビールの上の泡)たっぷりの
たっぷりの泡の感触を楽しみつつ、ラテよりも濃いめのエスプレッソを味わう。
もうね、ミルクフォームは最後スプーンですくって食べる。
でも、最近カプチーノ頼んでもカプチーノが出てきたためしがない。
全部ラテ。
(カプチーノ=エスプレッソ+温かいミルク+大量のミルクフォーム
ラテ=エスプレッソ+温かいミルク(+少量のミルクフォーム))
たしかにラテよりカプチーノの方が難しいんだけど。
メニューに存在し、そしてお時給をもらっている以上、作ることができて当たり前だと俺は思うのです。
以前までは我慢して飲んでたけど
最近あまりにどの店舗でも同じことが起こるので
遠慮なく作り直してもらうようにしています。
でもまぁ、なんやかんやで、最高のサードプレイスだとおもいますけどね。
好きですよ。
満中陰の知らせ
今朝出かけるとき、いつもの様に郵便受けを見ると
「満中陰(四十九日)の報告」という葉書が一通入っていた。
実は先月、同級生が1人亡くなった。
特に仲がいいという訳ではなかったけれど、
6年間、苦楽を共にした仲間ということには変わりはないので
お通夜にも参列した。
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医学部を受験する人間は、高校生活を満足に送れていない人がほとんどだ。
寝ても覚めても勉強をしていたはずだ。
そして、やっとの思いで医学部に入学しても
待っているのは試験地獄。
大学生活は普通の学部よりも2年長いが、それでも遊んでいる暇は無い。
試験試験試験実習試験実習実習試験試験の6年間だ。
そして、やっとの思いで卒業して、
研修が終わり、
それなりに稼ぐようになってから
ようやく青春を謳歌する(このとき既に30前後)
遊びまくる人もいれば、趣味に何百万という大金をつぎ込む人もいる。
しかし、彼は、そんな楽しみを知らずに逝ってしまった。
おそらく苦労しか知らずに逝ってしまった。
失った時間を、ようやくこれから取り返すというときに。
人生は、残酷だ。